いわて駐在研究日誌

OpenCAE、電子工作、R/C等、徒然なるままに

snappyHexMesh

付属チュートリアル(~/OpenFOAM/ofuser-2.0.x/tutorials/mesh/snappyHexMesh/flange)でテスト
snappyHexMeshを使う場合は、

  1. STLファイルを CASE/constant/triSurface に置く(ASCII形式)
  2. blockMesh (設定ファイル CASE/constant/polyMesh/blockMeshDict)
  3. snappyHexMesh (設定ファイル CASE/system/snappyHexMeshDict)

という流れでメッシュを作成するが、これまではSTLの形状フィーチャー(エッジ等)がつぶれてしまう問題があった。
そこで、今回のバージョンから、2の後に、surfaceFeatureExtract を使ってフィーチャーをキープできるようにしたもの。

まとめると、

  1. STLファイルを CASE/constant/triSurface に置く(ASCII形式)
  2. blockMesh (設定ファイル CASE/constant/polyMesh/blockMeshDict)
  3. surfaceFeatureExtract
  4. snappyHexMesh (設定ファイル CASE/system/snappyHexMeshDict)

surfaceFeatureExtractコマンドは、
surfaceFeatureExtract -includedAngle 150 -writeObj constant/triSurface/flange.stl flange
<フィーチャーセットに含める角度>
のように使う。
(他にsurfaceFeatureConvertというコマンドもあるようだが、これついては後日)

野村さんのサイトにもあるように、角部分などが微妙におかしい。このままだと発散しそうなので、もう少しパラメータを調整してやる必要がありそう。