MPS
いまいち安定して計算できなかったMPSのプログラムだが、 粒子速度に合わせてCFL条件をきちんと守る可変タイムステップ導入(CFL Divergence-free形式を用いる圧力ソース項にする振動対策(+粒子衝突対策など) 自由表面粒子の選択アルゴリズム(オリジナル…
どうにも安定しなかったMPS水槽実験だけど、圧力ポアソン方程式のソース項の取り扱いが原因だったようで(さんざん論文で指摘されていること)、 田中・益永(JSCES,2008)の通り、オリジナルのPND条件形式から、Divergence-free条件形式に変更したところかな…
「静止容器内に8割ほど水をいれておいて放置する」という数値実験をやってみた。 当然、理屈上は静止水面と、深さ方向に滑らかな圧力分布ができるはずなんだが、 どうも変な結果になってしまう。まるで沸騰しているみたいだ。むぅ。
それなりに動くようになってきたMPSプログラムだけど、 圧力振動の問題 界面の判定問題(粒子が少ないせいか、越塚先生のテキストのオリジナル手法だと誤検出しがち) という問題点がある。JSCESとかの電子ジャーナルをみてると割合ホットな話題らしく、ここ…
表面張力モデルとしてCSFモデルを導入してみた。 正しいのかどうかまだ不明だけど、POV-RAYで表面張力ベクトルをcone表示させて見た図。 自由表面にあると判定されている粒子(灰色)が妙にばらつくので、ここらへんは修正が必要かな。
ちょこっと直してみたらうまくいくようになった。 お約束のダムブレーク問題。ざっぱーん。 MPSは、計算パラメータ選択とか、結構敏感かもしれない。 将来的には、気固液3相流とか、熱伝導の融解問題をやって見る予定。 次のTODOは、エネルギー方程式の実装…
今日から研究日誌をつけることにする。 某所でPDをしていた時にちょこっと手を出していた粒子法プログラムを編集中。 だが、どうもうまくいかず。粒子が駄々漏れ状態。 境界をすり抜けていってしまう。計算は途中まではうまく行っているっぽいので、 なにか…