それなりに動くようになってきたMPSプログラムだけど、
- 圧力振動の問題
- 界面の判定問題(粒子が少ないせいか、越塚先生のテキストのオリジナル手法だと誤検出しがち)
という問題点がある。
JSCESとかの電子ジャーナルをみてると割合ホットな話題らしく、ここ1年ぐらいでも結構対策を考えられているみたい。
(アプリケーションに軸足は移りつつあるみたいだが)
そこで、MPSで圧力のポアソン方程式のソース項をうまく分解する近藤・越塚(JCSES, 2008)と、
京大の後藤先生の判定アルゴリズムを追加実装してみる。
前者は、時間ステップが小さいときは、うまく行くようだが、そこそこ時間ステップが大きい場合は、
ちょっとへんてこな結果になる。実装の仕方が悪いのかな。緩和係数の選び方(時間ステップに応じた)
の任意性もあるみたいなので、うまくいくかどうかはケースバイケースの可能性もある。
後者は、現在テスト中。